歯科衛生士・歯科助手|面接に来たやばいヤツ

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こんにちは、歯科衛生士歴20年以上のポンコツウルフです。おすすめの転職サイトや面接時にあるといいものなど、ご紹介させていただいておりますが、今回は、面接に来たやばい歯科衛生士、歯科助手をご紹介します。 アラフィフの筆者ウルフは何気に病院歯科に10年勤務、個人開業医にも10年勤務した経験があり、歯科衛生士や歯科助手の採用面接をしていたこともあります。その時に面接にいらした、こんなヤツは採用しないよ!とか採用しちゃった後に後悔した、こんなヤツ、採るんじゃなかったという事例をご紹介します。

お買い物ついでに面接に来たの?カジュアル過ぎる女子

慢性的に人手が不足していた病院歯科で、スタッフがもう一人欲しいということになり、歯科衛生士は予算的に厳しいとのとのことで、歯科助手を募集することになりました。

忘れられないこの女性、20代後半だったでしょうか? この日は3人ほど面接にいらっしゃいました。

3人とも集合時間を同じ時間に設定、1人10分位の面接時間の予定で、申し訳ないのですが、集合時間までにいらした順番で面接を行うことにしました。最後の方は20分~30分ほどお待たせしてしまうことになると、人事の課長に言われました。

面接する側のメンバーは、歯科のドクター、事務部長、人事課長、私(スタッフリーダー)です。

集合場所の待機室を管理していた人事課長が面接室にやってきて、「1人まだ到着されてない方がいますので、その方は最後の順番までにいらしたら、面接しましょう」と言いました。

私はこの時点で「ないな」と思いました。

結局、この方は、2人目の面接が終わる直前に到着しました。約20分の遅刻、待ち時間ほぼゼロです。

さらにこの方の服装に驚かされました。ブルーデニムのスキニーパンツにLouis Vuittonのポシェットという装いでした。まるで、お買い物途中に面接に寄ったみたい。この方の前のお二人はスーツ姿で面接しましたよ。

もう、あり得ないですね。たとえ、どんなに仕事ができる人でもTPOへの対応が出来ない人はダメです。日常、お洒落にされているのはわかりますが、たとえダサくても面接にふさわしい装いってありますよね。面接時でもお洒落したい気持ちを抑えられなかったのか、無頓着なのかわかりませんが、面接時間に遅刻と、この軽装であっという間に満場一致の不採用決定でした。

私自身は面接時の服装はそんなにうるさい方ではないと思っています。ブルーのデニムではなく、ブラックジーンズだったら印象も変わったと思います。厳しいところは、デニムの素材はダメということで、ブラックでもダメなところはあります。また、すぐにそれとわかるブランド物のバッグも印象が良くないように思います。

高価なものが良いということはありません。もしも、書類をお渡しした場合、一つにまとめられるバッグの方がいいのではないかと思います。A4サイズの書類が入るものがいいかと思いますよ。

この女性、忘れられないと最初に言いましたが、後日談がありまして、数年後、求人募集をした時に再度応募してきたのですが、この時も遅刻してきたんです!またまた不採用となりました。

面接の時に泣いちゃダメ!採用もしてはダメ!採用して後悔した泣き虫女子!

面接している途中に、泣き出した人がいました。この人は歯科衛生士資格を持ち、30代半ば。お子さんも小学生のお子さんが2人いました。

何を質問したか忘れましたが、特に困るような質問はしていなかったと思います。言葉に詰まってというよりも「緊張してしまって・・・!」と言い、泣き出したんです。泣き笑いのような状態になって、その場が和んだような雰囲気になりました。私は少々引きました。

その時、一緒に面接を担当した女性の歯科ドクターは「悪い子じゃないんじゃない?」と、気に入ったようで、その他もちろん、ヒアリングでの経験、スキルを考慮したうえで採用が決まりました。私は消極的でしたが色々事情があり、採用が決まりました。

事情というのは、例えば、応募を求人広告などに掲載して、募集をかけます。募集期間を10日前後として希望者が10人来たとします。10人面接したけど、ピンと来る人がいない。今回は採用者なしで見送りというのが、会社体制の病院では出来ないことが多いです。余程、人事権を持っているドクターがいれば違うかもしれませんが、部課の人数と予算の都合がある為、増員を認められた時にしっかり採用しないと、その(少ない)人数で業務を回せるじゃん。だったら、人件費減らしていいよね!ということになってしまうんです。たとえ、いいなと思う人が面接に来なくても、です。

筆者も、そんなに沢山の人を面接してきたわけではありません、10年勤めていても100人も面接してないです。この人に来て欲しい!と思う人にはお目にかかれませんでした。

そんなわけで、面接時に泣いた人、採用となり、働き始めました。

採用してわかったこと、感情の起伏が激しく、こちらの注意の仕方が気に入らないと泣きながら人事課に駆け込むという恐ろしい人でした。

状況としては、彼女は雑用仕事をした後、きちんと片付けられない人でした。患者さんのエプロンをダンボールから出して準備して、開封時に使用したカッターを刃が出た状態で、診療ユニットの患者さんが座る座面に置きっぱなしでした。患者さんがこれから来て、座るところですよ?

こういった雑用仕事の後片付けができない事が数回続き、刃物の置き忘れは良くないですよね?危険性をわかってもらう為にも、刃を彼女の放置した状態(出した状態)で彼女が座っているデスクの目の前に置きました。「この状態で患者さんの座るユニットに置きっぱなしだったよ」と注意しました。

その後、診療が開始されたんですが、彼女の姿が30分ほど見えなくなりました。その後、戻ってきましたが、泣いていたようです。

昼休みに人事課の職員から私に連絡が来たのですが、私が注意した後、すぐに泣きながら人事課に駆け込んでいたのです。パワハラと騒いでいたようです。
人事課の職員は私の友人でもあったので、泣き虫女子がだいぶ話を盛っていたことが判明しました。

面接で泣くような人は、感情のコントロールができない人ではないかと思います。私は採用をこれほど後悔したことはありませんでした。こんな人が子供ふたりを育てていると思うと驚きでしかありません。病院内で、この人のご近所に住んでいる職員やママ友も数人いました。ウワサですが、この人、モンペ(モンスターペアレント)で教育委員会などにも電話してしまう人だそうなんです。

採用を担当する人も、気を付けた方がいいです。面接で泣く人はダメです!
面接を受ける人は緊張しても泣かないで下さい!面接時に泣いてしまう人はこの先、就業しても「泣き」の沸点が低いと思われます。感情コントロールが出来ない人とも思われます。

履歴書写真と顔が違い過ぎる!3割増し加工女子の実物がやばかった

履歴書の写真は、皆さん、最近は証明写真ボックスで撮影されることが多いのでしょうか。
以前は街の小さな写真館などで撮影してもらいました。証明写真ボックスの方が、修正が出来て便利ですよね。

しかし、この修正も度を超えて多様し過ぎないようにしましょう。また、3ヶ月以内に撮影した物を使用しましょう。

修正で顔のトーンをアップするくらいは大丈夫だと思います(私もやってます)。しかし、スマホ自撮りのアプリで、顔の輪郭まで加工してしまっている人がいました。面接している人と履歴書の写真が別人じゃないかと思われるほど、太った人が今、私の前に座っているのです。

(※画像はブログ内容とは別人です)

正直、コントみたいで面接中、私は笑いをこらえるのに必死でした。

面接終了後、一緒に面接官をしたドクターが、「この証明写真は何年前の物なんだろね」と、やはり私と同じように、本人と写真が違い過ぎると思っていたのでした。この方も、「消極的採用」でしばらく働いていましたが、数ヶ月でお辞めになりました。

辞める時の理由が、「子供より先に家を出て出勤というのが、子供にとってストレスになっている」とのことでした。子供さんに「学校行く時に朝のお見送りをして欲しい」と泣かれたそうです。子供さんは小学5年生だったかな。相談していただければ、就業開始時間を遅くすることも出来たと思いますが、辞めたいのだな、というのがヒシヒシと伝わってきました。多分、ウソで子供さんのせいにしていますね。

元々、消極的採用の人だったので、引き留めはしませんでした。大賛成です。
証明写真に過度な修正してしまう人なので仕方ないですね。

証明写真の修正・加工はほどほどに。また、最近撮影したものにしましょう。ご本人は、たいしたことないと思っているかもしれません。しかし、初対面でも過度な修正、昔の撮影はわかります。面接のしょっぱなから信用を失いますので気を付けましょう!

まとめ

面接する側の経験者として、面接時の注意点を面白エピソードを含めてご紹介させていただきました。まだまだ沢山あるのですが、今回は下記の3つのポイントです。

  1. ブルージーンズやブランド物とすぐわかるバッグ、ポシェット一つで面接はNG
  2. 面接時には泣かないように!めんどくさい人と評価されかねないです
  3. 履歴書の写真修正は最低限に!また古い写真もNG!実物と違い過ぎると信用ガタ落ちです。

またの機会にその他の注意点やヤバい発言をした人などご紹介しますね。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

▼面接時に準備しておくと良い物▼

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