歯科衛生士の転職、退職のタイミングはいつ?

転職

歯科衛生士としてお勤めの皆様、お疲れ様です。

今回は勤務中の職場を辞めるタイミングはいつが良いか考察したいと思います。

ボーナスを貰ってから

夏と冬のボーナスの時期がありますが、ボーナスを貰ってから辞めることをおススメする先輩方が多いと思います。私もその1人です。

歯科業界に限らず、正社員として働いている方々の常識と言っても良いのではないかと思います。

給料以外の数十万、貰ってからの退職願がいいですよね。
特に実家を離れて一人暮らし、借家暮らしの人はこの数十万は心強いと思います。

また、このような人の動きが多ければ、必然的にこのボーナスの後の退職が増えますので、良い求人に巡り合える可能性も高まります。

筆者も冬のボーナスの後に退職したことが2回ほどあります。
この後の活動で、うまくいけば、その年度の3月までには転職できると思います。4月には若手の新卒が入ってきますので、若手よりは先に入職して仕事に慣れておくことができます。先輩方に遠慮なく仕事を教わることができます。

ご注意いただきたいのは、12月に退職願を提出して、すぐに受理されて辞められるわけではないのはご存知ですよね。

就業規則が定められているクリニックの人は、確認しておく必要があります。
たいてい「2ヶ月前に人事に通知すること」などと記されていることが多いです。

社会人の常識としても2ヶ月と言われていますが、個人開業医の場合だと、この辺は緩い場合があります。1ヶ月後位を目安に退職願に記入して良いと思います。法律的には2週間前と言われています。

「辞める」と言うのは、あくまでもボーナスを貰ってからにしてください。
早々とボーナス前の11月頃に辞めることを伝えてしまうと、ボーナスの査定に響いて減額されたり最悪はボーナスなしや、ボーナス前に「辞めていいですよ」と言われかねないです。

筆者はボーナスを12月に貰ってから退職願を提出、1月末に辞めたい旨を退職願に記載し、伝えましたが、次の人が見つかるまで待って欲しいと院長に言われ、結局3月まで勤め、3月の半ばくらいでしたか、突然院長に「明日から来なくていい」と言われ、辞めたことがありました。この時は次の職場が決まっていなかったので、私もダラダラと働き続けてしまいましたが、継続勤務が辛い場合は、「次の職場が決まってしまっている」などの理由をつけて、さっさとお暇しましょう。

意外に多い5月の求人

ここ10年位、増えたのが5月の求人です。

あくまでも筆者の考えですが、4月に入った新卒組の若手さん達が、「入ってみたら思っていた職場と違っていた」、不定愁訴、いわゆる「5月病」などの理由で早々に見切りをつけて辞めてしまう方が増えたのではないかと思っています。

以前勤めていた病院でも、歯科衛生士・助手に限らず、他の医療従事者でも5、6月の求人が増えたように思います。

個人的には、短期間で辞めて、転職を繰り返し、辞めグセをつけてしまうとなかなか安定できないので、その辺りは注意してほしいところです。

求人のチャンスを見逃さないように!

歯科は女性中心の職場なので、人事は常に流動的です。

結婚、出産、育児、介護を機に退職を希望する人もいるでしょう。ですので、募集は突然かかることも少なくないはずです。

仕事を辞める前提で、既に次の職場候補として考えているクリニックがあるようなら、転職エージェントにそのクリニックは登録されているのか、Indeedやハローワークにしか登録がないのか、あればWebで公開されている給料や福利厚生のチェックなどをしておくといいでしょう。

まとめ

ある病院の事務長と人事の話をする機会があり「職員なんて2、3年続いてくれれば御の字」なんて言うのです。20年以上、歯科衛生士をやって、1箇所の職場に約10年勤めてきた人間としては、それくらいにしか思ってないのか・・・とちょっと寂しく思ってしまいした。あ、ここ数年の辞めグセは別ですよ。

2、3年勤務して、やっとそのクリニックでの仕事の仕様に慣れて、肉体的にも精神的にも楽になってくるんじゃないかなぁと個人的には思っています。お給料も少しずつ上がりますし、後輩もできます。患者さんからの信頼がつくのもその頃からではないでしょうか。

ただ、人間関係やお給料、評価に疑問があるなら、日常の業務を頑張りつつ並行して求人チェックは継続した方がいいでしょう。

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