短大や専門学校を出たけれど、人間関係、マニアックすぎる業界、このまま何十年と勤める仕事なのかな?と思っているあなた。
他職種や異業種への転職も検討したいと思っているあなた。
働きながら取得できて、就業中も転職後にも役に立つ資格をご紹介します!
これは筆者の経験と主観で実際取得したもの、また、取得したい資格となります。パソコンやITスキルはそれほど高くありませんでした。パソコンが得意の方はプログラミング系やWEBデザイン、動画編集などのスキルや資格がいいかもしれませんね。
Office系 MOS|Excel、Word、Power Point
何はともあれ、Excel、Wordの基本操作はマストでしょう。歯科衛生士で4年制卒業されている人は卒論がありますから、ある程度のパソコン操作は出来ると思います。
歯科衛生士として勤めていて、事務系のキャリアがゼロだった場合は、仮に操作ができたとしても、それを証明するためにもMOSは取得しておいた方がいいでしょう。MOSの上級取得しておけば履歴書に記載できますよ。
また、転職せずとも、歯科衛生士の中にはWordやExcelにアレルギーを持っている人も少なくありません。また、院内の勉強会などでPower Pointが必要になる場面も出てくるでしょう。持っていて損はない資格ナンバーワンです。
▼U-CAN(ユーキャン)▼
https://www.u-can.co.jp/course/category/pc.html?il=[pc]top_genre
▼ヒューマンアカデミー▼
ケアマネージャー(介護支援専門員)
「ケアマネージャーになりたい」と思っても、誰しも受験できるわけではありません。
ケアマネージャーの試験を受けるまでにもハードルがあるんです。
医療系などで法的資格を持ち、実務経験5年以上かつ900日以上、もしくは介護施設などで相談援助業務に従事し、実務経験5年以上かつ900日以上のいずれかが必要となります。
歯科衛生士として5年以上、同じ職場で勤務を続けている人は資格取得を検討してみては如何でしょう。
「同じ職場」と言いましたが、5年勤務の「実務経験証明書」は勤務している職場の権限を有する代表者が記入します。
複数勤務している場合は、辞めた元勤務先に「実務経験証明書」の記入を依頼しないといけません。ちょっと億劫ですよね。
本当にケアマネの資格が欲しいという志があるなら、複数個所の職場を回って証明書をもらうほかないのですが、1箇所で済むならその恩恵を利用しない手はないと思いませんか?
また1箇所で5年勤務なら、ケアマネの資格取得でお給料アップする可能性もあるかもしれません。資格手当というやつですね。それに訪問歯科を既にやっている、または事業として新展開を検討しているクリニックならケアマネ資格や、試験勉強した知識が役に立つでしょう。
あくまでも転職で使えると思われ、なおかつ歯科衛生士の実務経験も利用できる資格です。
筆者も20代の後半に受験し、合格しました。その後、結婚、引っ越した土地で老人介護施設に短期間勤務しましたが、面接の決め手はケアマネの資格があったことでした。
余談ですが、実務経験証明書を記入してもらったクリニックでは、もちろん院長に合格を報告しました。しかし、その後のお給料に資格手当が反映されることはありませんでした。
このあたりからクリニックに対して「あーー、やっぱり個人開業医ってね・・・」と思ったものでした。この辺りから「転職」の文字が頭にチラつき始めたのでした。
この時まで、本当に転職は考えてなかったんですよ。ケアマネもスキルアップの為に取得したんですけどね。実際、ケアマネの資格が始まったばかりだったので目新しさもありまして。
当時、院長の友人の歯科ドクターや薬剤師が落ちていたほどで、私はどさくさに紛れて合格したようなものですかね。実務経験の知識だけでは合格はできません。試験勉強はしないといけませんね。
▼U-CAN(ユーキャン)▼
医薬品登録販売者
登録販売者もおすすめです。歯科衛生士になる為の専門学校や学部で学んだ知識が役に立ち、試験勉強の負荷も小さくて済みそうです。
「登録販売者」という資格ができたのは2009年からとのことで、当時はケアマネのように実務経験がないと受験資格が得られなかったのですが、2015年からは実務経験なしで受験できるようになっていたんです。
筆者は受験資格の制限がなくなっていたことを最近知りました。一度は諦めた資格ですが、受験しようか検討中です。
しかし、受験資格を撤廃するかわりに、後継の制度として試験に合格後、実働実績を2年以上積んだ上で正規の登録販売者となります。それまでは研修扱いとなるそうです。
ということは、単に資格を取っておいて、いざとなったら使おうという生半可な気持ちでは受験できないということですね。本当に登録販売者として仕事をしていきたいと考えている人の為の資格と言えそうです。筆者のように、副業にどうかと思っている者にとってはハードルが高そうです。
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